だるま窯を活用した瓦組合の取組について
当協同組合は、1905年に福島瓦組合として設立し、その年に瓦増産のため瓦窯を大型化した「だるま窯」を築造。1ヶ月の生産数は13件で約4万枚を生産していました。 太平洋戦争やオイルショックを経て、当協同組合でも「だるま窯」を廃止し、ガス窯を導入。
2000年には、組合名を現在の甘楽福島瓦協同組合とし、法人化しています。
富岡製糸場建設にあたり、その全ての瓦を焼いたのが「だるま窯」ですが、時代が平成を迎える頃になると、全国で3基しか残っていませんでした。 1つは愛知県、残り2つは群馬県の藤岡市です。そこで、当協同組合では2007年5月に「小幡平成だるま窯」を築造し、昔ながらの薪のみを使った製法により、瓦やレンガの製造を開始、現在に至っています。
現在では、一般住宅の屋根、瓦、雨樋、外壁工事はもちろん、公共工事や世界遺産:富岡製糸場跡の修復作業などまで手掛けています。
会社概要
会社名 | 甘楽福島瓦協同組合 |
---|---|
所在地 | 群馬県甘楽郡甘楽町福島1226-2 |
電話 | 0274-74-2423(リフォーム事業部) |
事業内容 | 屋根、瓦、雨樋、外壁修理 公共事業、世界遺産修復工事 |
コメント